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2019年 4月 19日10:04 提供:東方網 編集者:王笑陽
中医学の国際化、標準化を促進する道生
「四診儀」を中国国内に普及させるのが、道生の最終目的ではない。中医学の国際化、標準化を推進するための、生薬や製剤、機器などの国際規格を定める専門委員会であるISO / TC249の事業に、道生も参加している。これまでに道生が提出したISO規格提案のうち4つが正式にリリースされ、あと4つが最終審査段階に入った。今はさらに3つの新しい提案を提出しようとするところだ。
周会林とISO認証登録証明書
周会林は「ISOの標準化事業に参加することは、企業よりも産業全体、国の利益のためです」と述べた。それは、ISO国際規格の制定は企業にとって直接的な利益をもたらすことができず、多くの財源および人的資源がかかる負担の大きい仕事であるからだ。
だが、ISO標準を制定·使用することは、製品やサービスの安全性·生産性·品質の確保に役立ち、世界的な貿易の促進につながる。中医学分野における国際規格の制定は、長期的にみれば業界全体に利益をもたらすものなのである。
以前、ISO/TC249の沈遠東主席が東方ネットのインタビューに応じた際、沈主席は「企業で研究職やマーケティング、品質管理をしている人々に我々の標準化事業に参加してもらうことは、ISOの精神と原則に違反しません。ISO標準は、もともと貿易と経済発展を促進するためのものです。企業や研究所との協力によって提案が増えるのは、私たちにとって喜ばしいことです」と語り、これからも道生のような企業がISOの事業にどんどん参加して、中医学の標準化と国際化を促進することへの期待を表した。
(編集:W)